開催案内

開催日時:2026年6月27日(土)・28日(日)

開催場所:早稲田大学所沢キャンパス101号館

 大会ポスター:ご自由に利用ください

  

    学術総会長 村岡 慶裕

 日本バイオフィードバック学会学術総会は、これまでバイオフィードバックとその関連分野における最新の研究成果を共有し、専門家間の知識交流を促進することを目的としてきました。第53回総会では、「初心回帰、そしてwell-beingの実現へ」をメインテーマとし、様々な分野の研究者が、それぞれの初心に立ち還り、共通の目的であるwell-beingの実現に向けて再出発する機会を得られるような総会にしたいと考えています。

 本学会が創立されて半世紀あまり経過し、総会では毎年最新の研究成果が共有され、バイオフィードバックの理論や実践は著しい発展を遂げました。最近では、AIやICT、BMIなど、半世紀前には想像さえもできなかった技術が生まれ、これらの最新技術は人間社会そのものの在り方に大きな影響を与えています。最近の総会においても、これらの最新技術をテーマに含め、これをいかに活用するかを主眼とし、研究交流が図られてきました。しかしながら、私達人間の心の在り様、生活、幸福感は、これらの技術が存在していなかった半世紀前に比べて果たして良好になったのでしょうか?もちろん著しく便利になった側面もありますが、偽情報が急速に拡散され、貧富の格差が拡大するなど、否応なしに負の側面も生まれています。最新技術がクローズアップされるあまり、本学会創立者達が思い描いていた、真の根本的な目的を見失いかけているようにさえ思います。

 第53回総会では、本学会創立当初から深い関わりのある早稲田大学人間科学学術院の自然溢れる所沢キャンパスという本学会ゆかりの地において、七夕に先行して、本学会創立者達のかつての願いに想いを馳せながら、各研究者がそれぞれの初心に立ち還り、最新技術の発展の先にある真の目的を再認識し、再出発を図れるような総会にしたいと考えております。

学術総会長 村岡慶裕

事務局

 連絡先: 53biofeedbacktokorozawa(アットマーク)gmail.com

実行委員長鈴木 里砂早稲田大学人間科学学術院
総務委員長金賀 駿国立病院機構 村山医療センター 臨床研究部
学術委員長長野 祐一郎文京学院大学
会計監査高橋 麻衣子早稲田大学人間科学学術院

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